のぶ赤ちゃんこども歯科

小児歯科医という仕事はまさに私のためにある仕事だと自負しています。
子供の力強く、エネルギッシュな姿は、私にとって活力の源になるほど素敵なもので、それを与えてくれる子供たちが大好きです。

お子さんたちの成長力は素晴らしく、とても素敵なものです。泣き虫だったあの子も、怖がりさんだったあの子も、時間が経つにつれて、歯に対しての意識が高まり、自分自身のケアを心がけて、努力をしてくれるようになるのがとても嬉しいです。

私は、子供の持つ素直な心、賢く成長する頭脳を知っています。それはつまり、今の状態に難がある子であっても、いつかは絶対に私の思うような素敵な子供に成長してくれるのだという自信と希望に繋がるのです。むしろ、治療をさせてくれない子供の方が、こうやっていい関係になろうという展望と意識が芽生えてくるので好きですね。

お子さんには、是非、安心感と信頼を得たいと考えています。自分への信頼から、自ら口を開けて見せてくれるようになった時、私の心は温かいものへと変わり、その子の歯を全力で治したいと思うようになります。それこそが私の思う、子供との良いコミュニケーションなのです。

私が思う治療の目標は、「悪いところを治すだけではなく、自分の歯を大切に扱おうという意識を持ってくれる」ということです。それが実践できるようにその子に知識と環境を提供するのが仕事であり、義務だと思います。
乳歯から永久歯へと生え換わり、歯の健康を約束出来たと感じた時が初めて、お子さんと当クリニックとの別れの時でしょう。